ケアマネジャーのあり方に関する検討会~主な意見1/2


介護支援専門員(ケアマネジャー)の資質向上と今後のあり方に関する検討会
 「第1回-第4回検討会における主な意見」(PDF:376KB)
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「居宅ケアマネ制度のゆくえと 新ケアプラン様式案」

11/17【東京】居宅ケアマネ制度のゆくえと 新ケアプラン様式案の検証


◆自立支援◆

・介護保険としての自立支援の解釈や理解を統一する必要があるのではないか。
・自立支援の意味を明確にするとともに、国や保険者など関係者の役割分担をはつきりさせる必要があるのではないか。
・目指すべき生活像を具体化して、それを共通言語としてケアマネジメントをする必要があるのではないか。そもそも、介護保険がどのような生活の姿を保障すべきなのかについて議論すべきではないか。
・自立支援型のマネジメントをしていくためには、基礎資格に左右されずに介護保険法第2条第2項に沿ったマネジメントができる仕組みを考えていく必要があるのではないか。
・普遍的なケアマネジメント技術が必要とされており、ケアマネジメントを知らないために、ただ訪問しているだけとなっているのではないか。
・生活行為の向上を目指したマネジメントでは、新しいやりたいことに焦点を当てたサービスを提供することにより、生活課題の改善を図る生活行為の向上を目指したマネジメントが必要なのではないか。

◆地域包括ケアシステム◆

・ケアマネジメントの中核であるケアマネジャーが、どういう資質と、どういう力量と、どれだけの人材が必要かということを明確にすることが、地域包括ケアを推進するために重要な課題であり、役割として必要なのではないか。
・インフォーマルサービスがケアプランに加わることにより、介護保険法第1条にある「その有する能力に応じ自立した日常生活を営むことができる」ことへつながるのではないか。

◆中立公平◆

・真に公正中立な独立事業所とは、経済的、構造的、機能的な独立を果たしている事業所であり、全ての事業所を独立させなければ、ケアマネジ吊一が板挟みとなり課題の解決にはならない。完全独立事業所には、別建ての高い評価が必要なのではないか。
・中立公平なケアマネジメントを行っても、現行は状態の維持
・改善を評価する報酬体系となっていないので、それを評価する仕組みとすべきではないか。

◆介護支援専門員の位置付けと役割◆

・アセスメント、ケアプラン作成、カンファレンス、モニタリングといった』ケアマネジメント業務以外にも、困難家族の調整といった仕事も実態としてあるだめ、本来のケアマネジメントはどのような範囲で、それがどのように制度の中で評価されていくのかを明確にする必要があるのではないか。・重くて急がない事例、本人への介入の複雑さと地域の複雑さがある事例が、ケアマネジメントの対象であるため、ケアマネジャーが関わる事例の選択が重要なのではないか。
・ケアマネジャーの位置付けと制度的役割を明確にすべきではないか。
・ソーシャルワークは、一つの制度の中でアセスメントを終えるものではなく、必要な制度や法律を活用することによる支援であるため、ケアマネジャーのアセスメント領域や裁量について、見直していく必要があるのではないか。
・介護支援専門員は、プロフェッショナルというより、制度内スペシャリストとして位置付けられているのではないか。
・介護支援専門員とケアマネジャーはイコールなのかということについても考える必要があるのではないか。
・給付管理業務だけは明確に位置付けられているが、マネジメントやコーディネート業務については責任と権限が明確ではなく、この職務のあいまいさが問題の要因なのではないか。
・居宅ケアマネジャーの仕事と施設のケアマネジャーの仕事では、役割分担がかなり異なるのではないか。
・居宅ではサービス担当者会議の役割が重要であり、それが適切に開かれる条件を整える必要があるのではないか。
・ケアカンファレンスの重要性を再認識しないと、実効性のあるサービスが提供されないのではないか。
・オランダのように、ケースマネジメントとケアの提供をトータルでやるという考え方も参考になるのではないか。
・利用者がいかにして地域の中で暮らし続けていくか」ということを考えられるケアマネジャーが必要なのではないか

◆専門性(知識・技能)◆

・高度なアセスメント能力、高度なプランニング能力、高度なモニタリング
・検証能力をケアマネジャーの専門性として確立すべきではないか。
・様々な職種が共通認識を持ち、その上で専門性を発揮していくことが求められており、その調整役がケアマネジャーではないか。
・ケアマネジャーが課題を抽出できないのは、ソーシャルワークの専門性が欠けているからなのではないか。
・在宅ケアにおけるケアマネジメントと、施設におけるケアマネジメントでは、かなり異なる要素があるのではないか。
・ケアマネジャーの質を上げるためには、必要な知識や技能を効果的に学べる研修体系を構築すべきではないか。

◆ケアプランの現状等の調査・分析◆

・今のケアプランは、何かできていて、何かできていないのか、そしてどのような能力が必要なのか、という分析を行うことが重要なのではないか。

◆ケアマネジメントの質の評価◆

・ケアマネジメントの評価指標を確立すべきではないか。
・質を評価するためのアウトカムをどこに設定するのか、プロセスはとこまでをターゲットにするのか、介護支援専門員にはどのようなストラクチャーが与えられているのか等について、整理することが必要なのではないか。
・地域とのネットワークを構築する能力、を評価する仕組みを確立すべきではないか。
・ケアプランについて、その目標達成の成果を評価する仕組みが必要なのではないか
・ケアマネジャーの評価においては、保険者機能についての評価も重要であり、連携活動評価尺度なども活用すべきではないか。
・費用対効果も評価の指標として重要なのではないか。
・高度なアセスメント能力を持ち、アセスメントの手法を評価できる新しいマネジャーとして、サービス評価管理者が必要なのではないか。
・ADLに係る身体
・精神的な経年的変化速度を表す角度指標により、ケアマネジャーがプランニングした高齢者を経年的に追うと、良くなった群、悪くなった群が分かるのではないか。
・困っている人にどのようなサービスがつながったのかということがアウトカムなのではないか。
・予後予測に対して、状態像がどのように変化したのかをアウトカムとすべさてはないか。

◆保険者機能の強化◆

・地域ケア会議は、ケアマネジメント支援や評価の場であり、多職種・他制度と連携するものとして有効なのではないか。
・地域ケア会議は、地域包括支援センターの職員、ケアマネジャー、サービス事業者へのOJTによる自立支援の専門性の向上や、医療やリハビリといった、多職種によるチームケアの編成支援といった役割を果たす有効な方法なのではないか。
・多職種・他制度の連結調整やチームケアの支援をする場として、地域包括支援センターの業務に地域ケア会議を位置付けることができるのではないか。
・ケアマネジャーの育成や支援について、保険者や事業者の役割を重視すべきではないか。
・インフォーマルなサービスも含め、ケアマネジャーが求めているものを提供しながら、ともにマネジメントしていくという姿勢が、保険者機能の中に必要なのではないか。
・ケアマネジャーに任せきりとなってしまっている現状の中で、行政機能の役割を議論する必要があるのではないか。
・ケアマネジャーの評価においては、保険者の機能についての評価も重要であり、連携活動評価尺度なども活用すべきではないか。(再掲)
・介護保険事業計画の策定や事業運営といったマクロ的な政策の視点には、個々のケアマネジメントの支援のあり方を考えることが重要なのではないか。
・マクロ的な政策として、日常生活圏域二-ズ調査の結果を分析した上で、地域の課題を解決するための具体的な介護保険事業計画を立てるべきではないか。
・市民に対しても、介護保険法の1条、2条、4条の理念を、広報や出前講座で徹底していくべきではないか。

◆地域包括支援センター◆

・地域包括支援センターの総合相談機能を活用し、状況に合わせたケアマネ゛ジャーの活用が必要なのではないか。
・多職種
・他制度の連結調整やチームケアの支援をする場として、地域包括支援センターの業務に地域ケア会議を位置付けることができるのではないか。(再掲)
・地域ケア会議(コミュニティケア会議)は、ケアマネジメント支援や評価の場であり、多職種・他制度と連携するものとして有効なのではないか。(再掲)
・ケアプランチェツクなどは、地域包括支援センターや地域のケアマネジャーの職能団体が担うべきではないか。
・地域包括支援センターの主任ケアマネジャーが、利用者との面接技術を現場でレクチャーするといった、個別の現任研修の仕組みを地域の中で構築すべきではないか。


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