2013/09/30

ランチ会

こんにちはレイです。南相馬の風を少しでも皆さんに感じて頂きたいそんな気持ちで書いています。
仮設住宅に先月から美人の韓国の女性が住んでいます。


名前はケイさん(仮名)です。
2か月前に来日し秋田と東京に住んでいる友達に会いに来て 今のご主人と知り会い1か月前から仮設住宅に住んでいます。

最初は一言も話をしませんでしたが、私のコンプレックスである、この遅い会話が「分かる、レイさんの話は…」と話を掛けて下さいます。

ご主人は「この辺で日本語を教えてくれる所はないか?」と、聞かれ、
私は「ないですけど、私と話をしていると覚えますよ」と答えました。

ケイさんは行動力があり頭も良いのですぐ日本語を覚え、日本人の私より上手に会話します。
私は仮設住人が集まって来る談話室や物資の配布時にお手伝いをお願いして、顔を覚えてもらいました。

ご主人は介護職員として働いています。
三日前に訪問すると右目が真っ赤でした。
一時的に自宅近くを歩いていたら長く伸びた雑草が目に当たったとの事。
自宅は放射線ホットスポット地域です。

ケイさんの誘いで、仮設住人のヨッちゃんと私は定番のお稲荷さんを ヨッちゃんはおはぎを持参してのランチ会をしました。
メニューは牛肉と松茸のステーキ、キムチ鍋、チャプチェ(韓国風あえもの)、五穀米などなど写真を撮って来ましたので見て下さい。
味はもちろん一言「辛い!」
でも最高に美味しかったです。

韓国は「日本の事、原発問題でピリピリしていると思うけど?」と聞いてみました。
「友達とか韓国にいる実の娘は大丈夫か?と聞くが私はフクシマは大丈夫と言った」と韓国なまりで笑顔で答えました。

ケイさんの日本語の上手な事。
私はゆったり出来た昼休みでした。ケイさんご馳走様でした。
ケイさんを今度は隣の仮設の集会所に誘いました。
そこでは色々な物を作っていて、最初は見ていましたが いつの間にかおばあちゃんと同じ位 上手に作っていました。
ケイさんの持っているパワーと元気が出る会話に救われます。
ケイさんのご主人のお土産は手づくり作品を沢山もらい笑顔一杯で戻って行きました。

これまで外国から沢山の方が仮設住宅に来て頂きました。
ほとんどがボランティア、マスコミでしたが こうして一緒に住まれる方は初めてです。
ホットスポット地域にある家に一時的に行き農業用の大型機械を運転しているそうです。
でも家の中で9マイクロシーベルト※と言っていました。

日本は1日でも早く除染をして韓国人も安心して日本と交流が出来ると良いのにと思います。
ケイさんの韓国にいらっしゃる親戚が安心して南相馬に来ていただける様に!

私達は頑張らなければ!
そしてオリンピックに来ていただきましょう!!

※放射線:校庭利用等の屋外活動の「安全基準」3.8マイクロシーベルト/時
(文部科学省、厚生労働省)

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