【回答1】
それぞれの立場で考えてみると、奥様は当然の訴えをしたまで。
自分に暴言を吐いた職員が旦那にも同じことをするのではないか、と不安でしょうがないでしょうね。追い出されるかもしれないし、クレーマー扱いされるのも嫌なので、これ以上何も言えない、辛いと思います。
ワーカーB。
本人も暴言を吐きながら仕事をして楽しいのでしょうか。他に自分に合った仕事があるはずです。物や数字を扱う仕事等。でも、どんな仕事でも、人と関わらない仕事はないので、どんな仕事をしてもきっと似たような問題を起こすでしょうね。
もしくは、ご利用者だけに厳しい人で職員に優しい人なのかもしれません。少なくとも本人はそう思っている。職員の気持ちを代弁しているのだ、と。
周りの職員も常に業務に追われていて素早くケアを行うことが常態化されていて、何も言えない。このような社風が、暴言を吐いたり利用者を蔑ろにしたケアを容認している事も考えられます。
施設長。一番問題があると思います。
問題がある職員をそのままにしてしまう。この施設は人員的に職員に辞められてしまっては困るのでしょうか。
目線がご利用者を守るのではなく、職員を守るようになってしまっている。この施設長は虐待も隠蔽しかねないと思います。
このケースにおいては、苦情として対処したのでしょうか。施設長が問題を大きくしない為に自分の裁量だけで処理したようにしか思えません。問題職員に対して、そもそも、注意したのかも怪しいと思います。[泣いて許した]なんて幾らでも言えますから。
まず、指導する職員が何故いきなり施設長なのでしょうか。問題職員がいるなら、まずその部署のリーダーから順に主任と上がっていくのが普通だと思います。
組織として動かないから、一人の職員を指導するのにも、個人対個人になってしまい躊躇してしまう構造が生まれると思います。
恐らく、この施設は何も対応してくれないでしょう。内部からは変わらないと思います。
それなので、外部から頑張ってみて内部に危機感を抱かせるのはどうでしょうか。
奥様は自分が暴言を吐かれた当事者なのだから、[虐待された!、スピーチロックされた!]と、まず施設の苦情窓口に苦情として訴えるのが良いと思います。恐らく苦情担当は施設長なので変わらないと思うので、それと同時にショートステイを手配してくれたケアマネージャーを通して、地域包括等に虐待があった事を伝えたらどうでしょう。
職員的には、[そんなヒドイ職員を放っておく施設には勤められません]と皆で退職願いを出したらどうでしょうか。本当にその職員が個人的に悪いだけなのならば、ヒドイ職員を切れない施設長は良い職員がいなくなって困るので少しは動くかもしれません。そこまでしなくても、一人で考えずに協力者を募っていく必要があると思います。
◆
【回答2】
まずネットで少し調べました。
東京都の場合、苦情対応には1.事業所内、2.市区町村介護保険担当課、3.都福祉サービス運営適正化委員会、国保連と3段階あるようです。
この流れで苦情を上に上げていくのが解決策の一つと考えます。
次に現場の感覚で解決策を考えました。
問題となる職員と施設長の関係が良いと、施設長はかばいますね。なので施設長に解決を求めるのは難しいと思います。
となると施設長よりさらに上位者(理事長など)への報告が考えられます。
相談者の方はケアワーカーなので、現場の主任か部門長に相談ですね。ただ、上司から施設長に密告やつぶされる場合もありえますので、上司と施設長の関係を見極める必要があるでしょう。相談員経由での報告もアリだと思います。
経験上、問題のある介護職員は自分の中で小さな挫折があるか、周囲と上手くいかず辞めるケースが多いです。
今回のケースはその時を待つ訳にはいかないでしょうから、前述の権威頼みの案になりました。
現場レベルでできるのは、旦那様・奥様と問題ある介護職員がなるべく接触しないよう配慮することかと思います。