久々に本を出させていただきます。

久々に本を出させていただきます。
といっても今回は自分の単著ではなく共著。

三好春樹さん監修の実用介護事典(講談社)の改訂版プロジェクトのコアメンバーとして参加させていただきました。


この2年ほどはこの本の編集に精力をつぎ込み他の書籍などには時間をかけることはできませんでした。

最初、オファーをいただいた時「自分の中に想定読者が思い浮かばず、筆が進みにくいかもしれません」と答えたことを思い出します。


しかし、編集作業を進めていくうちに「介護記録や行政、第三者向けのちょっとフォーマルな記録を作成する際に、頻繁にこの事典の出番はありそうだな」というビジョンが見えてきました。

ややこしい制度論が簡単に書かれていたり、難解であいまいな用語が分かりやすく平易な言葉で書かれていたりと、一事業所に一冊置いておくと「常備薬」のように出番が出てきそうに思います。

個人的には巻末に担当した有料老人ホーム群やサービス付き高齢者向け住宅、特定施設入居者生活介護などの違いを分かりやすく図表で表した部分がお気に入りです。

かつて書いたコラム的な文章と異なり、さまざまな用途や読み方に耐えうるように、普遍性を持つことを書かなければいけませんでした。それは突き詰めれば「真実」を書くといことに他なりません。「この内容でいいのか」という自問の連続でもありました。

辞書を編纂することをテーマにした小説に「舟を編む」というものがあり、少し前にヒットしたと聞いています。一つの言葉に大勢の大人が膨大な時間をかけて作業をしていく、そんな物語と聞いています。

今回の体験もまさしく、そんな感じ。苦労した分、自分の血肉にもなり、私自身も学ばせていただいたように感じています。

よろしければお買い求めください。

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