2020/01/11

2/12【東京】ケア交流会 ホンとの話(本間&柳本企画)

一冊の本を話のとっかりにしつつ、介護を語り合う交流会、読書会「本との話」のお知らせです。
2/12【東京】ケア交流会 ホンとの話(本間&柳本企画)
2020212日(水) 
19002200くらい 1000
*月 1回、本を酒の肴にしながらケア・介護に関する語り場を開催しています。一見さん歓迎。詳細は以下。

▼今回の持ち寄りホンはこれ▼

◆参加方法

以下の手順でお申し込みください。
日時:2/12(水)19-22時くらい
場所:グレースケア機構(東京都三鷹市下連雀3-17-9)
費用:1000円(軽飲食付き。差入れ歓迎!)

※道順:JR三鷹駅南口を出て直進、エスカレーター下り、マックの交差点を左折。右側3本目の路地(和食工房と連雀不動産の間)を右折。道なりにやや左に折れた先、右側の駐車場の奥がグレースケアです。小さい路地を右折、突き当たり右側の門からお入りください。徒歩7分

◆申込

タイトルを「読書会希望」としてお名前と参加人数、返信先をお書きの上、メールならselfcare2010@yahoo.co.jpまで。(ツイッター、FBコメント等でも可)

◆持ち物

前述のテーマ本を少しずつ回し読みしなが進行します。各自、書店などでご購入の上、ご持参ください。(最初は様子見希望の方は無理して購入してこなくてもかまいません。)

◆今回の課題図書について(メルマガ・セルフケアより)


「生産性」「自己責任」「迷惑」「一人で死ね」……
刺々しい言葉に溢れたこの国で、男は19人の障害者を殺害した。
「莫大な借金をかかえた日本に、障害者を養う余裕はない」との理由で。

福祉に携わる者として、上記のような価値観や言説、つまり植松被告のような存在にいかに対峙していくべきかー。

それは、あの事件以降、自分の中に重くのしかかっていました。そのため、読書会メンバーと語り合ったり、それに関する本にもかなり目を通し、自分を補完してくれる言葉を探しました。

その中でも、もっとも腑に落ちるものに出会えました。

内容は雨宮処凛(あまみや かりん)さんの対談集で、平易な言葉で語られる対談形式のために、とても読みやすく、分かりやすい。それでいて、対談相手は、いずれも障害や福祉の問題を語る上で外せないキーマンが並んでおり、内容は本質的、確信的な部分に切り込み、「答え」にも肉薄しています。

少し発表が遅れましたが、次回以降、以下の本を課題図書として読書会「ホンとの話」を進めていきます。

◆以下、ホームページより

対談者
神戸金史(RKB毎日放送記者)
熊谷晋一郎(東京大学先端科学技術センター准教授、小児科医)
岩永直子(BuzzFeed Japan記者)
杉田俊介(批評家、元障害者ヘルパー)
森川すいめい(精神科医)

向谷地生良(浦河べてるの家ソーシャルワーカー)

◆what’s 読書会?

そもそも読書とは一人で行い、味わい、深めるもの。何を感じるのかは人それぞれの自由。ゆえに、同じ文章でも人によって感じ方は違う。他の人の感想や意見を交流させることで個として行う読書を重層的、多層的に広げていく場を目指しているのが読書会…なんて、一見、硬派な体裁をとってはいるものの!

その実態は3分の1は飲み会であり、4分の1程は異業種交流会であり、4分の1程はゆるい研修会であり、残りの何パーセントかは、思春期の中高生男子が読んではイケナイ写真誌を回し読みするようなアンダーグラウンドなイベント。それが、「本との話」。

ゆえに、参加者には介護関係者はもちろんのこと行政職員やマスコミ、学識者など多彩なメンバーが入れ替わり出入りする得体のしれないイベントでもあります。一見さん、冷やかしさんも歓迎しておりますので、恐いもの見たさで来ていただくのもいいかもしれません。



 ちなみに、この本間と柳本氏の共催読書会「本トの話」ですが、開始してかれこれ6年になります。進行パターンは大体、決まっていて最初の1時間~90分は本を読んだりトークしながら交流会のような勉強会のような感じ。そして、8時30分頃からは本番じゃなかった、第二部ということでアルコール、食事などが出てきてフリータイムとなり夜も更けてゆく・・・といった感じです。最近では介護職、ケアマネなど介護関係者のみならず行政職員、議員、学識者、編集者、ライター、シルバービジネス関係者など「業界包括ケア的」な面々が集う場になってきました。一見さん、冷やかしさんも歓迎ですから、よろしければどうぞ。

◆これまで以下のラインナップを取り扱ってきました。
・「関係障害論」三好春樹著
・「良い支援?―知的障害/自閉の人たちの自立生活と支援」寺本 晃久他著
・「ケアのカリスマたち―看取りを支えるプロフェッショナル」上野千鶴子著
・「医療者が語る答えなき世界: 「いのちの守り人」の人類学」磯野 真穂著
・「『ゆらぐ』ことのできる力―ゆらぎと社会福祉実践」尾崎 新編著
・「月」辺見庸著



(本間)

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