2020/08/01

「対コロナ戦」はこれからが本番

「自己決定」なんて言われてもね。。。人生90年これまで、すべての決定を他人に委ねて(信頼して)きたからね。「決定してくれる人」を決定してきたからね。だから、わたしゃ、アンタに決めてほしいんじゃよ。(トメ・94歳)

信頼し、心を開いて、本音を話せる相手とは、(一方的に取り調べをするような輩ではなく)自分の心を開いて見せて、こちらを安心させてくれる人が多い。安心を与えてくれる方法は言葉に限らず、態度や何もしない時間など非言語的な所に見えることもある。その点で自称専門家がどんなに傾聴技術を使ったところで、親友に心開いて打ち明けるような「本人の本音」や「心の声」を聞き出すことは難しい場合が多い。

◆news
新型コロナウイルス感染症緊急包括支援事業(介護分)に関するQ&A(第2版)
https://bit.ly/2PbEfgR
→QAが追加されました。

◆info 行動するホームヘルパー・藤原るかさんより

ホームヘルパーの待遇について国家賠償訴訟を起こした藤原さん。労働の現状、賃金、仕事に内在するリスク、コロナの影響などについて、当事者の声を直接集め、実態を示す資料としてまとめ、裁判所に証拠として提出したり、今後行政に働きかけたりする活動につなげたいと考えています。拡散とご協力を。
http://wwt.acw2.org/?p=5172

◆voice~アクションに腰が引けてしまうアナタへ送る言葉

ナチスが最初共産主義者を攻撃したとき、私は声をあげなかった
私は共産主義者ではなかったから

社会民主主義者が牢獄に入れられたとき、私は声をあげなかった
私は社会民主主義ではなかったから

彼らが労働組合員たちを攻撃したとき、私は声をあげなかった
私は労働組合員ではなかったから

そして、彼らが私を攻撃したとき
私のために声をあげる者は、誰一人残っていなかった

マルティン・ニーメラー(1946年)

◆news
認知症の人の預金、家族がおろしやすく 銀行指針作りへ
https://bit.ly/3k24uEs

◆voice2「PCR検査」

熱発された方は新規入居の利用者さんでした。

主治医受診でPCR検査申し込み、1週間後の検査まで居室で隔離、フロア職員で対応することに。

その間ちゃんと隔離出来るんか?何がGOTOやねん!みんなこの状態を我慢して働いているんか?

職員みなヒヤヒヤで、他の階との交流も遮断、職員も不安を感じながらの勤務でした。
現場はこの無策状態に呆れかつ怯えています。もし、受診者が陽性でウイルスをばらまいていたら、1週間は余りにも長いと思われませんでしょうか?

先見の明で、若い管理者が防護服を100着用意しておりました。

結局、3日間、利用者さんの痛みと高熱が続きご近所の救急病院と相談の上お連れしたところ、その場でPCR検査、陰性が判明し『偽痛風』の疑いで緊急入院となりました。
一件落着ですが、底知れぬ恐怖を覚えました。

「時給1010円の介護者の嘆き」さんより。

私の周辺でもPCRを受けた方がいました。なかなか道のりは長かったようです。
先日は「コロナだった」という方の相談もありました。足音が、ヒタヒタと聞こえます。

介護慰労金の手続きはぼちぼち始まりましたが、多くの現場での「対コロナ戦」はこれからが本番という気がします。

気を引き締めていきましょう。

本間

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